なぜ新人漫画家はデビューした後、消えてしまうのか?【その2】

 ちなみにですが、私は行き詰まってしまいましたが、順調に進むとデビュー後は

次のようになります。(私がいた編集部の場合)

 

①増刊号へ読み切りが掲載される。

②その後も、何度か増刊号に読み切りが掲載される。

③編集部の評判が良ければ、本誌へ読み切りを掲載。

④読者反応が良ければ、もう1度読み切り掲載。または続編。

⑤本誌で三回連載

⑥本誌で連載

 

なかなかの長い道のりですね。

しかし、進む人は一気に⑥まで進みます。

 

【新人漫画家友達と疎遠になってしまう】

 

だいたい、デビューが同じころの漫画家とは仲良くなることが多いです。

投稿中から知ってる仲間ですからね。

 

投稿中に編集部が開催する漫画スクール。

デビュー前後の漫画家が編集部に集められて勉強会。そして編集部が準備して

くれたホテルにみんなで宿泊。…などなど、同期デビューの漫画家と出会う機会は

多く自然と仲良くなっていきます。

 

が、デビューした後はみんな仲良く雑誌に掲載されるというわけにはいきません。

雑誌に掲載されるのは確率ではなく、載れる人はいつも載れる。載れない人は

いつも載れないんですよね。

 

そのいつも載れなかった私は、増刊の予告カットを見てまあショックを受けるわけ

です。「友達は載ってるのに…」と。私の漫画は面白くないんだなと落ち込みます。

その繰り返しです。向こうもなんと声をかけてよいのやらという気持ちだったの

かもしれませんね。

 

出版社では年に一度、新年パーティがあるのですがだんだん私は出席しなくなって

しまいまいました。なんだかそんな気分になれなかったんですね。

ネームを描いても「これ何が面白いの?」と担当から言われる。会議には通らない。

毎日アルバイトをしているだけ。でも友達は掲載されている。カラーページを

もらっている。単行本も出すことが決まったらしい。もう超ブルーなわけですよ。

 

投稿中はあんなに楽しかったのに。デビューしてしまえば、当然周りはレベルが

高いわけで現実を知りました。私、才能がないんだ!と。気づかざるをえないん

ですね。

 

当然、新年パーティに出席しなければ友達とは会えません。でも会うとつらいので

行く勇気もありません。担当さんも厳しい人で、いつも怒られていたので合わせる

顔がありません。

 だんだん同期の漫画家とは疎遠になってしまいました。

 

まあ、でも今思えば仕事がなかろうと出席するべきだったと思います。

堂々と、あつかましく行っていいんです。だってその雑誌でデビューして、その

権利があるんですからね。同じ境遇の漫画家はたくさんいたはずですから、会って

愚痴でも言ってスッキリしてしまえばよかったんですね。これは反省です。

 

 

 【ようやくデビュー後、初掲載が決まる】

 

会議に 落ち続けましたが、ここでやっと掲載されることになりました。

すごくうれしかったですね。

 

掲載されることになった決め手は、「ネームを描くのがある程度うまくなったから」

でしょうか。

まあ、もともと私はギリギリのデビューでした。若いから選ばれたというか。

なので絵も下手だし、話もびっくりするくらい下手だったんですね。

 しかしまあ、何年も編集さんに鍛えられればなんとか上達するものです。

 

◆増刊号の読み切り掲載の流れ◆

 

①編集部より、会議で選ばれたという連絡が来る。

 (ちなみにタイトルは、ネームを提出する時点で作っている)

 

 ②下絵を描く。セリフも描き込む。提出して、チェックをしてもらう。

 このときのセリフをもとに担当さんは写植を作ります。

 

 ③この間に、表紙のラフ・本誌に掲載される予告カットのラフを提出。

 

 ④OKをもらえたら、ペン入れ作業へ入ります。

 そして〆切までに原稿を宅配便で送る。(デジタルだとデータで送る) 

 

およそ一か月ほど時間をもらえると思います。

そしてこの後、次回の会議に提出するネームを作ります。

 

 

【しかし、やっぱりこの後はネームが通らない】

 

一度目は掲載される基準が緩いんですが、二度目三度目四度目となるほど

選ばれるのは厳しくなっていきます。

私がそれなりに上達したといっても、そう甘いものではありません。

 

まあ、描いても描いても、会議に通らない。

もう本当に描きつくして、これ以上何を描いたらいいの!?という気持ち

でした。

 

 2,3年もやっていると、ある程度うまく話はまとめられるようになります。

もう編集に何をつっこまれるかがわかっているんですね。

なので、話はうまくまとまっているんです。それなりに面白くもできてる。

 

 しかし、これってそれなりのネームで編集に通るだけのためのネームなんです

よね。そういうネームはすぐに編集さんはわかります。

「心から描いてない」と。でも何を描いても突っ込まれるので、そういう人の目を

気にしたネームしか描けなくなっています。もう投稿中のキラキラ輝いていた気持ち

がないんです。だって何を描いても怒られるから。

 

 そしてあるとき、担当さんに何も突っ込まれることがないネームを完成させること

ができるようになります。もう直しのないネームを、自分で描けるようになるんで

す。しかし、会議には通りません。

 

「なにも言うことはない。よくまとめてる」

「でも選ばれなかった」

 

もうどうすればいいかわかりません。ネームはうまくまとめられるようになった

のに、編集の意見は辛らつになっていきます。

 

「私の漫画には決定的な何かが足りない」

「熱い気持ちが伝わってこない」と。

 

でも描けないんですね。もう何を描いていいかわからないんです。

思いつかない。5,6年ネームを描き続けてきました。義務のように描いてしまって

るのかもしれません。とにかく思い悩んでしまう。楽しい気持ちで漫画を描けない。

あんなに子供のころから漫画家になりたかったのに。好きな雑誌にデビューできた

のに。

 

…と、考えこんでしまう・手が止まってしまうという状況に私は陥ってしまいました。

二度目の魔のループです!

 

 

その3へ続きます !

 

 

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【漫画を投稿・持ち込み】少女漫画・少年漫画は30代以上の投稿者はデビューできないの?

 

 

10代の投稿者が多い、10代向けの雑誌でデビューしたい場合

 

デビューをしているのは10代の投稿者ばかり。そういう漫画雑誌もありますね。

賞をもらえない、持ち込みをしても門前払いをされた、という30代投稿者もいるか

もしれません。

 

 

それでは30代以上は、10代向け雑誌でデビューできないのでしょうか?

 

 

 

■デビューできないのは、年齢のせいではない

 

編集部は、やみくもに若い投稿者だけが欲しいのではありません。

それでは10代向け雑誌では、投稿者に何を求めているのでしょうか?

 

 まず10代向け雑誌とは、読者層が小学生・中学生・高校生ですね。

 

 

つまり、今の小学生・中学生・高校生が共感できるもの・もしくは憧れるものを描かなければいけないのです

 

 

どうですか?

自分が10代の頃、好きだったものを描いていませんか?

 

 

それでは古いのです。

 

 

10代なんて、時代が違えば別世界です。

時の流れは、めまぐるしく変わります。

 

 

雑誌の読者は、どんどん入れ替わっています。

 

 

その10代が、素敵!と思う絵。

憧れる・共感できる物語を作らなければいけないのです

 

 

編集部が欲しいのは、今本誌で連載している漫画家よりも、

 

さらに新しいセンス。

 

 

だから、どうしても賞を受賞するのは若い投稿者が多くなってしまうのです。

若い投稿者は、努力せずとも、今一番新しいセンスを持っていますから。

 

 

だから、年齢のせいというよりも、センスのせいなのです。

 

 

■もちろん、雑誌には30代の連載陣もいる

 

これは編集部の意見ですが、30代でも、長く10代向け雑誌で描いていれば、描き続けることができるそうです。それは、常に、10代の気持ちに寄り添って描き続けているからだそうです。

 

そして、漫画家も、環境が変われば雑誌を移籍することもあります。

 

 

結婚をした漫画家は、20代の恋愛・結婚雑誌へ。

 

子育てをしている漫画家は、主婦向け雑誌へ

 

 

なぜかというと、編集部は、今体験していることを漫画家に描いてほしいのです。

「リアルな、新しい今」が欲しいのです。

 

 

■編集部から30代以上はダメだと言われた

 

もしかしたら、持ち込みでそう言われた人もいるかもしれません。

 

しかし、編集部というのは、本当にいろんな人がいます。

考えはそれぞれ違って、その一人の意見が編集部の意見ではない、ということです。

 

 

怒る人もいます。

冷たい人もいます

でも優しい人もいます。

 

 

あなただけが、年齢のことを言われているわけではなくて、投稿者はみんないろんな意見を言われてしまうのです。

 

 

編集の言うことを真に受けて、いちいち思い悩んではいけません。

 

 

案外、別の日に違う編集に見てもらうと、まったく逆の意見を言ってくることもあります。

 

 

■でも、やっぱり10代向けの雑誌でデビューしたい

 

いい賞がとれない。編集からいい反応がもらえない。でもどうしても、その雑誌を諦めきれない!そんな人もいるでしょう。

 

 

そういう方にオススメなのが、その出版社の年齢層が高い雑誌に応募してみる、です。

 

 

当然、大手出版社の看板雑誌というのはそれだけ投稿者が集まります。

レベルも高くなってしまいます。天才が出てきてしまうのです。

 

 

そこで、デビューできないのなら、いっそ投稿者の少ない雑誌でデビューしてしまいましょう。どこの出版社にも、投稿者が少なく、デビューしやすい雑誌はあるものです。

 

 

そこで力をつけ、実績を作るのです。

そうすれば憧れの雑誌に、掲載してもらえることもあるかもしれません。

 

 

■最後に

 

諦めてしまう前に、いろんなことを頑張ってみましょう。

自分が動かなければ、何も変わりません。

 

漫画家デビューは早ければいい、というわけでは決してなく

早咲きの人もいれば遅咲きの人もいます。

 

 

作品を持って、持ち込みや、出張編集部等回ってみるといいかもしれません。

 

 

思ってもみなかった編集部から高評価をもらえたり、声がかかったりすることがありますよ。

 

 

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【漫画を投稿・持ち込み】審査はいつ?電話連絡がないから、デビューの賞は取れていない?

 

【漫画賞の〆切後、審査はいつ行われる?】

 

漫画を投稿!

 

おつかれさまでした…。

〆切は間に合いましたか?

 

 

でも漫画賞の結果がわかるまでの間ってドキドキしますよね。

 

「ああ、やっぱりあそこがダメだったかな」

「もっと話を練ればよかった」

「絵を丁寧に描けばよかった」

 

等、もやもや…。

 

 

もしくは、こんなこと思いませんか?

 

「もう〆切から、〇週間…。きっと審査行われたよね」

「でも編集部から電話連絡がない!」

「きっと駄目だったんだ…」

 

 

結論から言うと、

 

 

いえ、そんなことはありません!

 電話連絡がなくても

デビューの賞を取っている可能性はあります!

 

 

です。

 

 

【では審査はいつ行われる?】

 

投稿後は「もう編集部で審査終わってるよね」など思ったりもしますが

案外、〆切をだいぶ過ぎてから審査が行われていることもあります。

 

もちろん月例賞だと、一か月以内に審査はあるでしょう。

 

しかしこれが、月間の年に2,3回ほどしかない賞の場合。

 

 

なんと〆切後、2か月ほどたったころに審査があることもあります。 

 

編集部も忙しいですからね。

そんなにすぐに審査をしているとは限らないのです。

 

 

【電話連絡がなければ、デビューはできていない?】

 

もちろん、デビューしていれば事前に連絡が来ることは多いです。

なぜなら、結果発表ページにコメントを載せるからです。

 

しかし、実はデビューの賞が取れていても電話連絡は来ないことも

あります。

 

 

どの雑誌も、投稿者のコメントを載せるとは限りませんね。

そういった雑誌の場合、

 

なんと結果発表が載った雑誌が発売後、

しばらくしてから連絡がくることも!

 

「どうも~、初めまして。発表見ました?」

というふうに、編集さんから連絡が来たという話もよく聞きます。

 

 

【なので、発表まで連絡がなくても諦める必要はない】

 

また…結果がダメでも落ち込まない!

これって、作品に気持ちが出てしまいます。

 

編集さんはそういう作品はすぐわかります。

また次回がんばればいいだけなのです。

 

好きな漫画を読んで充電!

または漫画以外のことを楽しんでリフレッシュ!

 

漫画が好き!という気持ちで取り組むことが大事です。

これはプロなら誰もが通ったことがある道ですからね。

 

 

 

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なぜ新人漫画家はデビューした後、消えてしまうのか?【その1】

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 漫画家を目指すって夢がありますよね。

 

 投稿者さんがブログやTwitterでその思いをつづったりしているのを一度は

目にしたことがあるかと思います。

 

そして投稿の結果を報告したり、出版社に持ち込みへ行って「こう言われた」

「担当になってもらった!」というお話が書いてあったり。

 

そして漫画家デビュー!

 

晴れて雑誌に掲載してもらえるようになります。

そして、そのあとは増刊・本誌・web雑等に読み切りが掲載。

 

 

が、何年かたつと…いつの間に消えてる新人漫画家さんっていると思いませんか?

気づけばブログも閉鎖されていたり。あんなに、投稿中はキラキラ夢をつづって

いたのに一体何があったの?と思ってしまいますね。

 

答えは…知っています。

なぜなら!

 

まぁ、私も10年ほど消えていたからです…。

 

 

【デビューのその先には何がある?】

 

デビューが決まると、私の場合は増刊号への読み切り掲載の準備へ入りました。

担当さんはデビューが決まる前からついてもらっていたので、とりあえず

ネームを作る手順は投稿中と同じです。

 

 

①コピー用紙に自由にネームを描く。ネームとは、鉛筆描きの漫画のことです。

 16・24・32・40ページの中から自由に。がページ数は絶対守らないといけない。

 

②描き終えたら、コンビニへ行ってコピーを取る。それを自宅のファックスで

 一枚一枚、編集部に送る。

 

③ほぼその日に、担当から返事の電話が来る。

 そして修正、またファックスで送るの繰り返しをして完成。

 

 

というように、1、2週間ほどでネームが出来上がると思います。

投稿中はこれでOKをもらえると、そのまま原稿へ入ることになります。

(そして、下絵のチェックをしてもらい投稿)

 

 

が、デビューすると誰でもネームを作れば雑誌に載せてもらえるわけでは

ありません。増刊・本誌とともに掲載される数は決まってますからね。

 

私がいた編集部の場合、まずはデビューすると増刊号への掲載会議に参加する

ことになります。増刊号は二か月に一度発売します。なので、偶数月の10日ごろ

が掲載会議の〆切と決まっていました。その日までに担当とネームを完成させます。

ちなみに完成しなかった場合は翌々月〆切に持ち越しです。

 

担当はこの間、連載漫画家のネームも見つつ、大量に抱えている自分の担当の

新人漫画家のネームも見ているわけです。(そして、持ち込みに来る人の漫画も

見ている)

 

ネームをファックスするのは、〆切日の24時までと決まっています。みんな最後の

修正があるのでギリギリまでファックスを送っています。なので、まあファック

スのつながらないこと…!24時を過ぎてしまい参加できないこともありました。

まあ、今ではデータでネームを送ってしまえばすぐ送れるんですけどね。時代で

しょうか。(しかし、私の今仕事をもらっている編集部はまだファックスです)

 

【読み切りが雑誌掲載されるための会議】

 

そして〆切から一週間後の土曜日、会議室で編集会議が行われます。

(みなさん、編集部は土日はお休みだと思っていると思いますが、実は仕事を

してらっしゃるのです)

 

その夜、担当から結果報告の電話がかかってきます。

結果は…

 

「残念ですが、今回は選ばれませんでした」

 

はい、そのあと延々と編集部全員からのダメ出しの意見を聞かなければ

いけません。しかもかなり厳しい内容!

 

いや…そうなんです。

実は、デビュー後の担当とのネーム作りの時から気付いていたんですよね。

なんか、投稿作の時より、直しが厳しい…。

 

編集部の意見も、投稿中のときよりもずっと厳しい!

 

そうなのです。投稿中は編集部はのびのびと描かせてくれますが、デビュー後は

意見が厳しくなります。まあ、しかたないですね。プロとなったわけですし。

編集部も雑誌が売れるためには、面白くない漫画を載せるわけにはいかないので

す。

 

ちなみに増刊号への掲載枠は6作品でした。

しかし、参加している新人漫画家の人数は…約70人!

 

まあ、そりゃデビューしたての新人が選ばれないわけです。

 

 

【新人漫画家が掲載されるか・されないかの分かれ道】

 

しかし、ここからはみんなバラバラの道を歩んでいくこととなります。

 

投稿中はみんなゴールは同じです。

が、デビューをしてしまえば、その先はみんなバラバラの道なわけです。

 

そんな中で、デビュー後すぐに掲載される人がいます。その次の号も、その次の

号も。絵もお話も上手です。新人ですが、すでにとてもレベルが高いのですね。

 

おそらく読者アンケートも良いでしょう。

 

でも実のところ、それだけでは掲載枠は勝ち取れません。やはり、会議で選ばれる

だけのレベルの漫画をその人が描けている、ということが大きいです。編集部員に

選ばれること。それがまず一番です。おそらく、編集部もアンケート結果というの

は会議の時点でもうわかっているのです。このネームは、読者人気が高いな、と

いうのが。

 

ちなみに、デビュー後の一作目というのは実は、選ばれやすくはあります。

審査が少し甘いというのでしょうか。しっかりまとまっていれば、掲載してもらえ

ます。

 

ですが!私はデビュー後、2年近く掲載してもらえませんでした。

担当にネームを送っても送ってもボツばかり。ようやく会議〆切日にネームを

完成するのがやっとです。今思えば、とてもじゃないけど掲載されるレベルでは

ないですね。まあ会議に落ち続けるのも当然です。

 

しかし、自分より後にデビューした人が先に、どんどん掲載されてゆく。

かなり焦ります。

 

ひたすらアルバイトへ行って、家に帰りネームを描いては送りボツになる。

担当からは「つまらない」と言われる。編集部からの厳しい意見。

もうそのループから抜け出せないわけですよ。

 

だんだん将来も不安になっていました。まわりはどんどん就職していく頃です

からね。

 

でも実は、私はこの先もずっと落ち続けます。

一作目は掲載されましたが、その後何年も落ち続けます。

 

 

 

 

 その2へ続きます!

 

 

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【クリスタ初心者】デジタル漫画初心者の私がアナログから移行するために、パソコン機器・最初に必要だったものはコレ!    

 

【アナログ漫画からデジタル漫画移行の決意】

 

アナログ漫画歴、約20年の私。

ネームコンペに落ち続け仕事がもらえないこと・子供が生まれて

漫画を描く時間がなくなったことで、一時期、漫画制作から離れていました。

 

 

が、web連載が決定!

漫画もあまり読んでおらず、久しぶりに漫画雑誌・web漫画を読んでみると…。

デジタルになってる!?

 

衝撃でした。

web配信の漫画ならわかるけど、漫画雑誌まで…。

昔はあんなに、パソコンで漫画を描くなんてダメだって編集部が言ってたのに!

時代が変われば、こんなにも変わってしまうんですね。浦島太郎気分でした。

 

【web編集部とのやり取りのため、まずPCを買った】

 

今までずっと、雑誌編集部への連絡方法はファックスで送っていました。

(ちなみに、今でもお仕事を頂いている雑誌編集部はファックスです)

しかし、web編集部はファックスは使用しないそうで、基本メールでのやり取り。

初めは旦那さんのパソコンを使っていたんですが、だんだん使用時間も長くなり、

正直「プロット・メール等を旦那さんに見られてしまうかも…」と思うと恥ずかし

かったため、私専用のパソコンを買いました。(まあ、旦那さんも別に見たりはし

ないんですがね)

ちなみに買ったのはNECのノートパソコン。8、9万円ほどだったと思います。

 

まず、「Word」でプロットを作り、メールに添付して送ってほしいと言われまし

た。漫画雑誌の時は、いきなりネームを送っていたのでちょっとびっくりしまし

たね。「プロットから見てくれるんだ~」と。

 

OKをもらうと次はネームです。A4コピー用紙にネームを切っていきます。

私は丸々1ページ使っています。なので32ページの漫画だと、A4用紙32枚の

ネームができるわけですね。それをスキャナーで送ります。

 

スキャナーは旦那さんが持っていたエプソンのA4対応複合機を使用。

32枚のネームを一気に送れないタイプだったので、一枚一枚、ガラス面に乗せて

送っていました。下絵ファイルを作り、圧縮します。そして、ファイアーストレ

ージにデータを預け、そのURLをメールに張り付けて送信。

ちなみにこのあたりのやり方がまったくわからなかったため、編集さんに教えて

もらいました。

 

そしてネームでOKをもらったら、次は下絵に入ります。

アイシー原稿用紙にシャーペンで下絵を描きます。編集部にチェックしてもらう

ため、これもスキャンして送ります。なんと、スキャナーはA4対応なのにB4原稿

用紙を無理やりスキャンして送るという荒わざ!まあ、多少絵が切れたりしてまし

たが、とりあえずチェックしてもらえました。

 

下絵のOKをもらうと次はペン入れです。原稿用紙に開明墨汁・ゼブラのGペン

丸ペンを使ってペン入れしていきます。

 

そして、背景を書き込み、消しゴムをかけて、髪のツヤベタ。

 

【web漫画編集部からの勧めでクリスタを買ってみる】

 

とりあえず、編集部から「クリップスタジオ」のお試し版を頂き、練習。

その後、クリップスタジオEX」を購入。ノートパソコンにインストール。

 

デジタル漫画、超初心者の私。デジタル移行もなにも、ようやくこの段階で

パソコンでの漫画作業スタートです。

まあつまり、初めはトーン貼りしかクリップスタジオで作業できなかったわけで

す。

 

が、ここで必要なものがワコムの板タブか液晶タブレット

とりあえずネットで調べました。どうやら板タブは手元を動かしつつ、画面を見て

作業するらしい。ちょっとビビッてしまった私は、直接画面に描き込める液晶タブ

レットを購入しました。Cintiq(シンティック)です。

 

 

 

クリスタを教えてくれる人もいなかったので、本・ネットで調べながらの、クリッ

プスタジオでの作業。一度目の原稿時はとても時間がかかりました。「本当に

これってアナログトーン貼りより楽なのか!?」と思いましたね。ただ、部屋が

散らからないのには感動!

 

今ではクリスタでのトーン作業もだいぶ早くなりました。

 

【デジタル漫画初心者の私が、初めに必要だったもの】

 

初めは、何が必要なのかさっぱりわかりませんでした。クリスタが使える

知り合いもいなかったため、来る日も来る日も、ネットで調べました。

動画や画像を見ると、「何やらすごいPC機器をたくさん持っている…!?」

「何をそろえればいいの!?」と混乱しました。

 

結果的に必要だったのはこれ!

 

 

ちなみに、まだデジタル漫画経験・3年ほどの私ですが今はデスクトップパソコン

とモニター・A3複合機・板タブを買い足しています。

しかし、初めは上記のもので十分、漫画を仕上げることができました。

 

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【漫画を投稿・持ち込み】投稿者の年齢は関係ある?若い投稿者は有利で、30代以上はデビューできないのか

 

 

五つの編集部で聞いてみた【高校生以上が対象の漫画雑誌】

 

漫画を投稿するとき、年齢が気になったことはありませんか?

 

若い投稿者ばかりが賞をもらっていると、自分は年齢が上だからいい賞がもらえないんだろうか。デビューできないんだろうか。

 

そう考えてしまいますよね。

 

インターネット上でも、「投稿するにあたって年齢は関係ある」と憶測がチラホラ・・・。

 

 

 

答えは

 

半分嘘で、半分本当です。

 

 

 

やっぱり・・・と落ち込む必要はありません。

30代以上は漫画家デビューできないなんてことはありません。

 

直接、編集部で聞くことができた話をお教えします。

 

 

 

K社【高校生向け少女誌】

 

年齢は関係ないとのこと。30歳以上の漫画家デビューした人もいる。

それよりも、恋愛に対する熱い思いをぶつけてほしい!とのことでした。

 

 

K社【休刊してしまった、漫画雑誌】

 

30代以上よりも、20代の方がいい。

なぜなら、その人が売れなければ責任取れないから。

 

とはいえ、「どうしてもこの雑誌でがんばりたいんです!」と押せば大丈夫そうでした。どちらかというと、他社で一発当てた漫画家が欲しいようでした。

 

 

K社【女性誌

 

まさに30代以上の投稿者が多い所。

30代以上なら、少女漫画よりも女性漫画を描くべき。

リアルな今を描いてほしい。

 

 

A書店【少女漫画誌

 

年齢はまったく関係なし。好きなものを、ギュッと心を込めて描いてください!とのことです。

 

S社【女性誌

 

投稿者の年齢は30代以上。年齢は気にする必要はないようです。

 

 

 

 

実際の所を言えば、若い投稿者の方が賞を取りやすい

 

 

かつての私もそうでした。

 

14歳で投稿を始め、18歳でデビューしました。とても未熟で、絵も話も稚拙としか言いようがなかったのですが、それでも毎回賞をもらうことができました。

 

なぜでしょうか。

 

私の場合、可能性だけで賞をもらっていた、と思っています。

 

デビューもすんなり決まりました。

しかしながら、同じ時にデビューが決まった10歳上の方は、非常に絵も話も上手な方で、私とは比べ物にならないくらい、レベルの高い作品でした。

 

デビュー後も、私はなかなか仕事がもらえなかったのですが、その方はいつも増刊に載せてもらっていましたね。

 

要するに、力がついていないままデビューをしても苦労するということです。

 

 

投稿を始めるきっかけは人それぞれで、早い人もいれば遅い人もいます。

デビューが早くても消えてしまう漫画家もいます。

 

漫画家デビューが早ければいいということは決してないのです。

 

 
 

だからといって30代以上だから、デビューできないわけではない

 

30代以上だから、デビューできないわけではありません。

10代などの若い投稿者が特例なのです。

 

 

逆に、若い投稿者に対する漫画の評価が甘くて、それ以外の投稿者の漫画が本来の評価であるということです。

 

 

なので年齢のせいでデビューができないわけではありません。

批評で指摘された自分の欠点を、確実に直していきましょう。

 

 

結局は、若くても、30代以上でもデビューしてしまえば、あとは同じ土俵にたつわけです。実力がある者が紙面に載れ、実力のない者は紙面に載ることはできません。

 

年齢なんて、デビューをしてしまえば、まったく関係ないことなのです。

 

 

 

 

 30代以上でデビューするメリットは、10代の投稿者よりも、漫画の時代の流れを知っていること

 

 

今までいろんな漫画がありましたよね?

 

あの絵柄は、一時期人気があったけどすぐにすたれてしまった

 

ああいう物語は、あの時代だけの流行だったんだな

 

こういう漫画は時が過ぎても面白い

 

ああいう漫画家の絵と話が、ずっと仕事をやっていけるんだな

 

 

これを知っていると言うことが30代以上の強みじゃないでしょうか。

一番売れる漫画は、若い漫画家が、今一番流行りの絵柄で、今一番流行りの物語を描くことです。

 

編集はそういう売れる漫画が欲しいのです。

 

しかし、そういう漫画家がずっとやっていける保証はないですよね。

なかには、すぐに消えてしまう漫画家も。

 

 

 

 

30代以上なら、知識と経験を生かして、かしこく頭を使って漫画を描いていきましょう。20代には描けないものを描くのです。若い投稿者と、同じものを描いてはダメです。

 

 

 

悔しい気持ちや焦りがあると思います。

しかし、その気持ちをバネにするのです。

 

 

きっとその経験もいずれ漫画に生かすことができるしょう。

 

 

 

編集は好き勝手に言います。

 

全てを間に受けずに、確実に力をつけることがデビューに近づきます。

【漫画を投稿・持ち込み】担当編集が付く人、付かない人

担当が付く方法は、この4つ 

 

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 漫画を投稿・持ち込みをすると、編集者が担当になってくれることがあります。

でも、「なかなか担当がつかない・・・」という人も多いと思います。

 

 

いったいどんな人が、担当がつくのでしょうか?

 

 ①担当が付く賞を取る

 

この賞を受賞すると、「担当が付きます」とされている場合があります。

一定のラインまで、自力で頑張らなければいけないわけですが、非常にわかりやす

いですよね。

 

 

②持ち込みをする

 

編集部に持ち込みをして、気に入ってもらえれば担当についてもらえます。

ネーム(もしくはプロット)から見てもらえるようになります。

 

 

 

③投稿して、気に入ってもらえれば担当が付く

 

非常に絵が上手かったり、お話し作りが上手だったり、キャラクターが良かったりと、全体のレベルとしてはまだまだでも、「あなたのここがいい!ここが伸びるかもしれない」と編集部内に気にいってくれる人がいれば、担当になってもらえます。

 

 

④出張編集部に行ってみる

 

コミティアなどで出張編集部が開催されていますよね。いろんな編集部があるので、回ってみるのもお勧めです。実際に編集さんと会話をしてみると、投稿をするだけではわからなかったこともあるでしょう。案外、思ってもみなかった編集部から気にいられることも。「ネームを送って」と言われたら、遠慮せずに送って構いません。

 

 

 担当が付くメリットとは

 

原稿に取りかかる前に、ネームを見てもらえます。

なので、作画中に「やっぱりこのお話は、あそこをこうしたほうが良かった

かな・・・」など不安に思う必要がありません。

編集部の意見=担当の意見というわけではないですが、ある一定のラインの出来に

なります。

 

 

そしてお話し作り、絵の描き方等、悩みを相談することができますね。

編集部まで行けば、有名な先生の生原稿を見せてもらえることも。(アナログの

場合ですが)

 

 

賞を取りやすいこともメリットだと思います。

一定のレベルになっている上に、選考中に担当さんがあなたのことを推してくれます。

非常に有利ですね。

 

 

 

担当が付くデメリットは

 

「どうして私は担当さんに付いてもらえないんだろう」と思う人もいると思います。

しかし、担当が付くということはメリットばかりではありません。

 

 「担当さんが恐い・合わない」

 

いろんな編集さんがいます。いい人もいれば、恐い人もいます。

合わない人もいるでしょう。

 

しかし必ずしも、いい人・優しい人が新人を育てる力がある。

 

もしくは恐い人・怒る人は新人を育ててくれない。

 

というわけではないのでご注意を。

けれども、合わない担当さんだと、今までのように楽しい気持ちで描けませんよね。

 

 

「力がつくまで、一人で伸び伸びと楽しく描く」

 

 

これも、投稿中しかできないことです。

 

 

 どうしても担当が付かない。その時に考えられること。

案外編集部というのは、投稿者のことをよく覚えています。

一度だけでも、そして何度も投稿していれば尚更です。

「またうちに原稿を送ってくれたんだな」と思っています。

同じところに投稿し続けていれば「ああ、うちにデビューしたいんだな」

と投稿者の本気も伝わりますし、そういう人はいずれ担当が付きデビュー

できます。

 

では、なぜ担当が付かない人もいるのか?

 

実は、編集部に気に入られるポイントがあります。絵が下手でもかわいい女の子

かっこいい男の子が描けること。そして、お話が下手でもキャラが生き生きと動く

(キャラ作りが上手)ことです。お話作りというのは、あとからでも上達するので

まずは上の2点を持っているとかなり有利なことは間違いありません。

 

正直に言ってしまえば、絵柄がかわいいというだけでスタートラインはかなり

有利です。

 

ただ、自分の作風はそうではない!という人もいるでしょう。もちろん、それなら

自分の好きな方へトコトン突き進むべきです。

それともう2点、担当が付きやすいポイントがあります。

それは…

 

①絵が上手い

②話が上手い

 

このどちらかを持っていることです。

お話作りというのは、漫画を描きたいという気持ちさえあればあとからでも

上達するものです。なので編集部は、お話に関しては甘めに見てくれます。

ですが、絵に関してはやはり上手ければ上手いほど有利です。

 

そして、実の所、自分の絵は自分で思っているよりずっと下手です。

昔の自分の絵を見ると「下手だなぁ」と思いますよね。しかしその時は

わかりません。実はそれと同じで現在もまだまだ下手なのです。

 

漫画家を目指しているうちは「今は下手だけど、いつか上手くなるよね」

思いがちです。が、絵というのは描けば描くほど上手くなるものではなく

自分が意識を変えたその時、急に上達するのです。

そして編集部はその変化をよく見ています。前作と同じままでは「この人は

批評したことも直さないし、絵も進化しないから、担当に付いても成長しそうに

ないな」と思われてしまいます。

 

なので、漫画を描くときは前作よりも、丁寧に・前作よりも絵を上達させる

ことを心掛けて描きましょう。基本的に、人間の写真を見て描くと良いです。

体の動き・服のシワ・目や鼻の位置を実際の人間の写真で確認すると、案外

今まで気づかなかったことに気づき、グッと成長します。人の漫画を

見て描いてもあまり成長しないのです。

 

 

 こういったポーズ集を持っておくと便利です。

トレースもOKです。初めはたくさんトレースして練習すると良いですね。

 

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だらっとしたポーズカタログ5 ─和装の男性─

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瞬撮アクションポーズ01 女子高生アクション編

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  • 発売日: 2016/04/06
  • メディア: 単行本
 

 こういったのもあります。

 

このように意識して描くことで、編集部の目に止まります。

「この人は、批評で言ったことも全部直しているし、絵も上達しているから

担当に付くと成長しそうだな」と伸びしろを感じさせることが大事なのです。

 

 

 

 

最後に

 

もし担当についてもらえたら、絶対に離してはいけません

下手でもいいのです。食らいついて、逃してはいけません。

 

こんなの送っていいのかな、と遠慮をしてしまう人も多いと思いますが、

そんな必要はありません。

 

あなたは編集がたくさんの漫画家を担当しているうちの一人です。

遠慮をしているうちに、みんなはどんどんネームを送っています。

 

担当に迷惑をかけてもいいのです。

 

諦めるのはいつでもできることなので、思い切りがんばりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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宿題をする息子達の横で、漫画を描く母

こんにちは、かおちゃんです。漫画を描く仕事をしています。

 

20代のころはさっぱり仕事をゲットできなかった私ですが、30代に入ってから突然仕事をもらえるようになりました。

 

というのも、デビューした少女誌を卒業し女性誌に移ったのです。おそらく、キラキラ恋愛漫画を描いていたのをやめ、女性誌に移りリアルな今の自分!な漫画を描き始めたからだと思います。

 

なので、一日机に向かわなければいけない時間が増えました。webと雑誌、かけもちの月もあります。その月は基本、朝七時半に息子たちを送り出したら作業を始め、夜12時に終了します。そして12時から12時半にお風呂に入って寝ます。締切が近づけば、4,5時間睡眠になります。まあ、仕事をもらえるのでありがたいことなんですが・・・

 

はい。そうなんです。家の家事をしていない!!おい!!

 

かけもちの月は本当になにもしてません。買い物も行けません。そうなると、冷蔵庫の中身が消えてしまいます。息子たちが食べ物がないと怒るので、ネットスーパーで注文したり生協・デリバリー・惣菜をダンナに買ってきてもらう・ダンナと子供たちだけで食べてきてもらう・・・となります。掃除機はなんとかかけてます。洗濯もなんとかできてます。が、たたんでしまうことはできないので、部屋に服が積み重なっていきます。なんてひどい母親だ~。

 

これも、息子たちが小学生なのでやっていけてるのかもしれません。(六年生・三年生)もしかすると、30代になってから仕事をもらえるようになってちょうどよかったのかもしれない。20代の、育児に追われていたときだったらこんなの絶対無理・・・!!

 

おかげさまで、家族に迷惑をかけつつ、協力してもらいつつなんとか仕事をさせてもらっています。

 

が!

 

息子達・・・私が漫画を描いていることを一切無視!!

リビング横の仕事部屋にこもっていますが、息子たちに構われることはありません。

でっかい液晶タブレットで絵を描いたり、プリンターをガタガタさせてても寄ってくることはありません。私の漫画も読みたいと言うこともなく、ペンネームさえも知らず、本屋で「ママの本売ってるよ」といっても無関心です。私・・・空気!!

ちなみにダンナも漫画を読まない人なので(読み方がわからない?)私の漫画に無関心です。ダンナの影響か?

 

そして、姪っ子二人といえば・・・めちゃくちゃ寄ってくる!

見せて、描かせてと離れない!ちょ・・・じゃ・・・邪魔・・・。

ごめん、寄ってこられても邪魔だ・・・!!

 

不思議です。やっぱり男の子と女の子じゃ違うのかな?

 

 

 

 

一か月仕事がないのでブログをはじめてみる。

初めまして、かおちゃんです。

小学生の息子が二人(9歳・12歳)、メスの子猫が二匹、サラリーマンのダンナと暮らしてます。

 

なんと!一か月仕事がないので、急にブログを始めてみました。

仕事は漫画を描いています。たいして売れもしてない漫画家です。

 

十代で少女漫画誌でデビューしたものの、まあ仕事はもらえず。当たり前です、絵もストーリーを作るのもど下手!よくあんなん編集にFAXできたな~。

 

結婚して子供が生まれて、漫画なんて描けなくなってしまいました。営業事務のパートを始めて、学校の学童保育・幼稚園のお預かり・家の往復。そして家事育児。五年ほどそういう生活を続けて、このまま漫画を辞めるのか~、と思ったころ急に連載いただきました。そしてあっさり会社を辞め、専業で漫画を描くことに決めました!生活は不安でしたが・・・まあ連載なくなったらダンナに食べさせてもらえればいっかぁ、てな他力本願な、なんともいいかげんな感じで漫画家生活させていただいております。

 

基本的に仕事はwebメインですが、ありがたいことに単行本も出て、連載も続いたり休んだりといった風です。のんびり書いていこうと思っていますので、よければお付き合いください。