【漫画を投稿・持ち込み】少女漫画・少年漫画は30代以上の投稿者はデビューできないの?

 

 

10代の投稿者が多い、10代向けの雑誌でデビューしたい場合

 

デビューをしているのは10代の投稿者ばかり。そういう漫画雑誌もありますね。

賞をもらえない、持ち込みをしても門前払いをされた、という30代投稿者もいるか

もしれません。

 

 

それでは30代以上は、10代向け雑誌でデビューできないのでしょうか?

 

 

 

■デビューできないのは、年齢のせいではない

 

編集部は、やみくもに若い投稿者だけが欲しいのではありません。

それでは10代向け雑誌では、投稿者に何を求めているのでしょうか?

 

 まず10代向け雑誌とは、読者層が小学生・中学生・高校生ですね。

 

 

つまり、今の小学生・中学生・高校生が共感できるもの・もしくは憧れるものを描かなければいけないのです

 

 

どうですか?

自分が10代の頃、好きだったものを描いていませんか?

 

 

それでは古いのです。

 

 

10代なんて、時代が違えば別世界です。

時の流れは、めまぐるしく変わります。

 

 

雑誌の読者は、どんどん入れ替わっています。

 

 

その10代が、素敵!と思う絵。

憧れる・共感できる物語を作らなければいけないのです

 

 

編集部が欲しいのは、今本誌で連載している漫画家よりも、

 

さらに新しいセンス。

 

 

だから、どうしても賞を受賞するのは若い投稿者が多くなってしまうのです。

若い投稿者は、努力せずとも、今一番新しいセンスを持っていますから。

 

 

だから、年齢のせいというよりも、センスのせいなのです。

 

 

■もちろん、雑誌には30代の連載陣もいる

 

これは編集部の意見ですが、30代でも、長く10代向け雑誌で描いていれば、描き続けることができるそうです。それは、常に、10代の気持ちに寄り添って描き続けているからだそうです。

 

そして、漫画家も、環境が変われば雑誌を移籍することもあります。

 

 

結婚をした漫画家は、20代の恋愛・結婚雑誌へ。

 

子育てをしている漫画家は、主婦向け雑誌へ

 

 

なぜかというと、編集部は、今体験していることを漫画家に描いてほしいのです。

「リアルな、新しい今」が欲しいのです。

 

 

■編集部から30代以上はダメだと言われた

 

もしかしたら、持ち込みでそう言われた人もいるかもしれません。

 

しかし、編集部というのは、本当にいろんな人がいます。

考えはそれぞれ違って、その一人の意見が編集部の意見ではない、ということです。

 

 

怒る人もいます。

冷たい人もいます

でも優しい人もいます。

 

 

あなただけが、年齢のことを言われているわけではなくて、投稿者はみんないろんな意見を言われてしまうのです。

 

 

編集の言うことを真に受けて、いちいち思い悩んではいけません。

 

 

案外、別の日に違う編集に見てもらうと、まったく逆の意見を言ってくることもあります。

 

 

■でも、やっぱり10代向けの雑誌でデビューしたい

 

いい賞がとれない。編集からいい反応がもらえない。でもどうしても、その雑誌を諦めきれない!そんな人もいるでしょう。

 

 

そういう方にオススメなのが、その出版社の年齢層が高い雑誌に応募してみる、です。

 

 

当然、大手出版社の看板雑誌というのはそれだけ投稿者が集まります。

レベルも高くなってしまいます。天才が出てきてしまうのです。

 

 

そこで、デビューできないのなら、いっそ投稿者の少ない雑誌でデビューしてしまいましょう。どこの出版社にも、投稿者が少なく、デビューしやすい雑誌はあるものです。

 

 

そこで力をつけ、実績を作るのです。

そうすれば憧れの雑誌に、掲載してもらえることもあるかもしれません。

 

 

■最後に

 

諦めてしまう前に、いろんなことを頑張ってみましょう。

自分が動かなければ、何も変わりません。

 

漫画家デビューは早ければいい、というわけでは決してなく

早咲きの人もいれば遅咲きの人もいます。

 

 

作品を持って、持ち込みや、出張編集部等回ってみるといいかもしれません。

 

 

思ってもみなかった編集部から高評価をもらえたり、声がかかったりすることがありますよ。

 

 

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